仙台水産は7月12日早朝、仙台卸売市場で三陸沖の商業捕鯨で限定生産されて仙台港に陸揚げされた生ニタリ鯨の入荷を受け、鯨食をPRするイベントを開きました。
当日上場したのは生ニタリ鯨の尾肉540㌔と赤肉1.6㌧。鮮度が抜群で色目や脂のりも申し分ない良質の生肉で、セリではどよめきや歓声が沸き起こるなど大いに活気付きました。セリ前に日本捕鯨協会の山村和夫理事長と共同船舶の所英樹社長が生鯨肉のおいしさなどをメディアにアピールしました。
セリ落された鯨肉は、当日の夕方までに県内量販店や小売店に並び消費者に届けられました。仙水グループのEC事業「仙台海鮮市場」で生ニタリ鯨セットをネット通販したところ、数日で完売するなど好調でした。かつての国民食であった鯨肉。食べて鯨食文化を継承しましょう!